肝炎(症状/検査/治療)

肝炎(A型、B型、C型肝炎) を紹介しています。

肝炎(症状/検査/治療)

肝炎とは?

 肝炎とは主に肝炎ウイルスに感染することで、肝細胞が破壊される病気です。
肝炎ウイルスにはA型、B型、C型、D型、E型がありますが、日本ではA型、B型、C型肝炎ウイルスの感染が多いです。

A型肝炎は低年齢の子供と40代前後の成人に多い病気ですが、一度感染して抗体ができると二度と感染することはありません。

一方でB型肝炎ウイルスの感染経路は経口感染のA型肝炎とは異なり、母子感染や性交渉による感染、医療の針刺し事故による感染などです。

C型肝炎ウイルスの感染経路は、B型肝炎と同様、母子感染や医療上の針刺し事故などから感染します。C型肝炎ウイルスが他の肝炎ウイルスと異なる点は慢性肝炎になりやすいところです。

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肝炎の症状

A型肝炎ではA型肝炎ウイルスに感染して4週間ほどの潜伏期間を経てから発病します。A型肝炎の症状には、発熱、倦怠感、食欲不振、腹痛、黄疸などがあり、このような症状は約1ヶ月で回復し、慢性肝炎になることはありません。

 B型肝炎ではB型肝炎ウイルスに感染しても、健康な人であれば症状があらわれる前に自然治癒する場合が多いです。しかし、性交渉や医療による針刺し事故などでの水平感染の患者さんの約3割の方に B型肝炎による症状が見られます。

B型肝炎の症状には約1〜6ヶ月の潜伏期間を経てから、咳、くしゃみ、鼻水、発熱といった風邪症状から食欲不振、倦怠感、吐き気、嘔吐へと進行し、黄疸も見られるようになります。

 C型肝炎の場合はC型肝炎ウイルスに感染しても無症状の場合が多いですが倦怠感、発熱、食欲減退、嘔吐、黄疸などが見られます。
C型肝炎の場合は慢性化しやすいため、慢性肝炎から肝硬変や肝臓がんへ進行する可能性があります。

肝炎の検査・診断

GOT、GPT、γ-GTP、HBs抗原・抗体、HCV抗体、尿ウロビリノーゲンなど。

肝細胞が破壊されると血液中のGOTやGPTが上昇しますが、黄疸が強いのにGOTやGPTが急激に低下すると劇症肝炎や肝内胆汁のうっ滞の可能性があります。各肝炎ウイルスの潜伏期は以下の通りです。

A型肝炎…15日〜45日
B型肝炎…30日〜180日
C型肝炎…約60日

A型肝炎の治療

 A型肝炎の予防には、なるべく生の貝類を食べないことが予防につながります。
A型肝炎になった場合は、安静にして低タンパク・低脂肪の食事をとるようにすると一般的に数週間で治癒します。

B型肝炎の治療

 急性B型肝炎の場合は、まず安静にして低タンパク質・低脂肪の食事で肝臓の負担を減らします。ほとんどの場合が2,3ヶ月で自然治癒します。

慢性B型肝炎の場合は、日常生活を続けながら治療を受けることになります。
慢性B型肝炎の治療には抗ウイルス療法があり、抗ウイルス薬を投与することで行われます。

その他慢性B型肝炎の薬物療法には、肝機能改善薬、利胆薬などが使用されます。

C型肝炎の治療

症状が軽症のときは薬物療法は行わず、低タンパク・低脂肪食の食事をしながら安静にします。 ただし慢性C型肝炎になると抗ウイルス療法であるインターフェロン療法で治療が有効です。

インターフェロン療法では、開始後2週間は続けて注射を行って、その後は約半年間、週に3回注射を続けます。その結果、約3割の患者さんが治癒するといわれています。

ただ、インターフェロン治療の副作用に治療し始めて1週間は高熱が見られるようです。治療を続けていくうちに、このような症状は軽減していきます。

その他薬物療法には、肝機能改善薬や利胆薬などが使用され、劇症肝炎を引き起こした場合は肝臓移植が行われます。

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